医療保険

住友生命の医療保険「ドクターGO」は健康増進の努力で保険料が30%安くなる!

住友生命の医療保険「ドクターGO」は同時に「Vitality」に加入することで、健康増進の取り組みをすると保険料が安くなったり他の特典が受けられたりするユニークな商品です。

この記事では「ドクターGO」やVitalityに加入するメリットがあるかどうか、どのような加入の仕方が良いかなどについて解説します。

「ドクターGO」は「Vitality」が一番の特徴

住友生命の医療保険は正式名称が「5年ごと利差配当付医療定期保険」または「5年ごと利差配当付医療終身保険」で、ペットネーム(愛称)は「ドクターGO」です。なお「ドクターゴー」ではなく「ドクタージーオー」と読みます。

公式サイト:ドクターGO Vitality|住友生命

「ドクターGO Vitality」のVitality(バイタリティ)とは「Vitality健康プログラム」のことで、医療保険に「健康増進乗率適用特約」を付加することで、被保険者(保険の対象となる人)の健康状態によって保険料が変わる仕組みのことです。これは特約なので付加するかどうかは任意です。

住友生命の医療保険の特徴はこのVitalityがあることです。被保険者が健康増進の取り組みをするとポイントがたまり、保険料が安くなったりその他の特典が受けられたりする仕組みです。

Vitalityは住友生命が開発したものではなく、南アフリカの金融サービス会社であるディスカバリー社が開発したプログラムです。2016年7月にディスカバリーと住友生命、ソフトバンクの3社で「Japan Vitality Project」というプロジェクトを発表し、住友生命の医療保険に組み込まれて日本に初上陸したものです。これについては後述します。

ドクターGOのレビュー

ドクターGOには「定期タイプ」と「終身タイプ」があります。

定期タイプを契約するときは、更新のときに保険料が上がる点に注意してください。

以下、主契約と特約にわけて保障の内容について解説します。

ドクターGOの主契約について

ドクターGOの主契約は以下のとおりです。

災害入院給付金・疾病入院給付金

不慮の事故によるケガや病気が原因で入院したときに入院給付金を支払う保障です。1回の入院における支払限度日数は60日、180日、360日から選べ、通算では1000日です。

平均入院日数が減少傾向にあるので60日型で十分と考える人が多いですが、保険である以上は長期入院に対応できないとその価値が薄れるので、できれば180日以上を選ぶのが良いでしょう。

なお、がんで入院する場合は1回あたりの支払限度日数も通算の日数も無制限になります。がんは上皮内新生物も含まれていますが、上皮内新生物で長期入院することはないと言っても差し支えないので意味はないでしょう。白血病は長期入院する可能性があるのでこうした場合は役立ちます。

手術給付金

ドクターGOの手術給付金は、公的医療保険を利用して受ける手術、公的医療保険で診療報酬点数として「輸血料」が算定される骨髄移植術、骨髄幹細胞の採取手術を受けたときに受け取れます。

骨髄幹細胞の採取手術を受けたときは入院給付金も受け取れますが、これは骨髄ドナーになったときを想定しているものと思われます。ドナー登録をしていても、生涯でドナーとなる回数は限られているのでこの保障があることがドクターGOを選ぶ理由にはなりません。

しかし加入していてもらわないのは損なので、ドナー登録をしている人は忘れないようにしましょう。

放射線治療給付金

ケガまたは病気を原因として公的医療保険制度の対象となる放射線治療を受けたときに給付金を受け取れる保障です。これは一般的な医療保険ならたいていある保障であり、特筆すべき点はありません。

なお、約款所定の高度障害状態になるか、不慮の事故によるケガを原因として180日以内に所定の障害状態になったときは、以降の保険料が免除されます。

ドクターGOの特約について

ドクターGOには多くの特約があります。特約は契約者が付加するかどうかを決めることができるので、1つ1つについて本当に必要かどうかよく考えて決めましょう。

傷害特約

傷害特約は不慮の事故を原因として死亡した場合の「災害保険金」と、所定の障害状態になった場合の「障害給付金」から構成されます。

支払われる金額は以下のとおりです。

  • 災害保険金は「災害保険金額」
  • 障害給付金は「災害保険金額の1~10割」

災害保険金額は明らかではありませんが、おそらく100~200万円程度でしょう。

死亡保障が必要なら金額を計算してきちんと加入すべきであり、これでは中途半端なのでおすすめしません。障害給付金は一種の就業不能保障ですが、給付金がもらえるのは1回限りで金額が少ないのでこちらも中途半端です。

傷害損傷特約

傷害損傷特約は、骨折や腱の断裂、靭帯の断裂で治療を受けたときに給付金を受け取れる「運動器損傷給付金」(5万円)と、不慮の事故が原因で顔面や頭部、頸部に損傷を受けて所定の顔面損傷状態になると受け取れる「顔面損傷給付金」(50万円)から構成されます(金額はいずれも入院給付金日額を1万円にしたときのものと考えられます)。

入院しないで治療を受ける場合は給付金を受け取れるので役立つかもしれませんが、あえて保険で備える意味は薄いでしょう。

入院保障充実特約

不慮の事故によるケガや病気で1日以上入院したときに一時金が受け取れる特約です。

短期入院で受け取れる給付金が少ないのを調整する目的で「短期入院給付金」を支払う医療保険が増えていますが、それに近い性質の保障です。

厳密に言えば不要ですが、短期入院で満足な給付金が受け取れないのは不満だと感じるなら付加しておくことをおすすめします。

成人病入院特約

所定の成人病により1日以上入院すると入院日数に応じた給付金が受け取れる特約です。

所定の成人病とは悪性新生物、糖尿病、心疾患、高血圧性疾患、脳血管疾患が該当します。

1日あたりの金額は不明ですが、おそらく入院給付金と同額を入院日数に応じて受け取れるものと考えられます。

この特約は脳血管疾患のときに少し役立つ可能性がありますが、他の疾患の保障としては中途半端な印象です。

女性疾病入院特約

所定の女性特定疾病で1日以上入院すると入院日数に応じた給付金が受け取れる特約です。

所定の女性特定疾病は約款に明記されていますが、これをみると異常分娩や異常妊娠など女性しかかからない病気だけでなく男性でもかかるものも含まれています。

保障対象が広ければそれだけ保険料も余計に払うことになるので、特約の名前が不適切です。

がん入院特約

所定のがんで1日入院すると入院日数に応じた給付金が受け取れる特約です。

がんには上皮内新生物も含まれています。入院給付金はがんが原因だと無制限で保障するのに、この特約では60日型なら60日分しか給付金を受け取れず中途半端です。

上皮内新生物で給付金を上乗せする必要性も薄いので、あまりおすすめはできません

がん診断特約

保険期間中に生まれて初めて所定のがんと診断確定されたときに一時金を受け取れる特約です。

がん保険に別途加入せず、この特約だけつけておくという方法は選択肢の1つになるでしょう。ただし、診断保険金が50万円程度だと少し物足りないので、100~200万円程度にできるなら検討しても良い特約といえます。

がん薬物治療特約

所定のがんで公的医療保険制度の対象となる薬物治療を受けたときに給付金を受け取れる保障です。

金額は「がん薬物治療給付金額」×治療月数で、通算で120カ月分まで受け取れます。対象となるのは抗がん剤と疼痛緩和役なので、乳がんの治療後に行われるホルモン療法は対象外になる可能性が高いです。

がんの治療は実際にかからないとどの方法を選択するかがわからないので、この特約を付加するよりがん診断特約を付加するのがおすすめです。

新先進医療特約

厚生労働省が定める先進医療を受けたとき、その固有の費用(技術料といいます)を保険会社から受け取れる特約です。

ドクターGOの場合、これに加えて先進医療給付金の10%相当にあたる「先進医療保障充実給付金」が受け取れます。これは、遠方の医療機関で治療を受けたり入院して治療を受けたりするときの費用を想定しているようです。

保険料が安いので付加しておくことをおすすめします。

定期保険特約

被保険者が死亡したときや所定の高度障害状態になったときに死亡保険金が受け取れる保障です。医療保険に付加する特約ではありませんし、死亡保障が必要なら単体の保険に加入しましょう。

生活障害終身保険特約

被保険者が死亡したとき、または所定の就労不能状態や要介護状態に該当すると給付金を受け取れる特約です。

就労不能状態は国民年金法の障害等級1級または2級に該当すると受け取れますが、この場合は障害年金も受け取れる点に注意してください。

要介護状態は公的介護保険制度の要介護2以上のときですが、介護の保障は別途、単体の保険を検討するのがおすすめです。

特定重度生活習慣病保障特約

この特約は所定の以下のいずれかに該当すると一時金を受け取れる保障です。

  • 悪性新生物
  • 急性心筋梗塞
  • 脳卒中
  • 重度の動脈疾患
  • 重度の高血圧症
  • 重度の糖尿病
  • 慢性腎不全
  • 肝硬変
  • 慢性すい炎

悪性新生物以外は給付金受け取りの条件が厳しいので、保険料と給付金額のバランスが悪い場合はおすすめできません。

がん診断特約と保障がかぶるので注意してください。

保険料払込免除特約

急性心筋梗塞や脳卒中で所定の手術を受けたり、悪性新生物と診断確定された場合などで保険料の払込が免除されます。

保険料の払込免除は治療費の備えではないので必須の特約ではありませんが、大きな病気にかかったときに保険料の払い込みが免除になると気持ちが軽くなる効果が期待されるので、ほしいと感じるなら付加しておけば良いでしょう。

おすすめの保障

ドクターGOに加入する場合、以下のような組み合わせを一例として示しておきます。なお、がん保険に加入するならがん入院特約は不要です。

  • 災害入院給付金・疾病入院給付金(主契約)
  • 手術給付金(主契約)
  • 放射線治療給付金(主契約)
  • 入院保障充実特約
  • がん入院特約
  • 新先進医療特約

女性が加入するのであれば、出産の予定がなくなるまで女性疾病入院特約を付加しておくのも良いでしょう。なぜなら出産は異常の生じるリスクが高いからです。

Vitality健康プログラムは加入すべき?

Vitality健康プログラムを利用する場合は「健康増進乗率適用特約」を付加し、Vitality健康プログラムを契約することが必要です。保険料とは別に月額864円の利用料を支払う必要もあります。

Vitality健康プログラムに加入すると保険料が最大で30%割り引かれますが、逆に最大で10%上がることもあります。下がるだけでなく上がることもあるので気が抜けません。これが強制力となって健康維持の努力ができるなら決して悪くはないでしょう。

Vitalityでは健康増進の取り組み具合によってポイントが貯まり、1年毎にステータスがブルー、ブロンズ、シルバー、ゴールドの4段階で判定されます。


引用元:ステータス・保険料の判定方法|住友生命

ステータスがシルバーなら1%、ゴールドなら保険料が2%割引になります。加入した時点で15%割引になり条件を満たすと1年ごとに増えていくので、ゴールドが続けば10年目には最大の30%割引になります。

ポイントを獲得する方法には、以下のようなものがあります。

  • スマートフォンでVitalityアプリをダウンロードするか、所定のウェアラブルデバイスを利用して歩数をカウント
  • 指定されたフィットネスジムで所定の運動をする
  • 水泳やサイクリングなどのイベントに参加する
  • 健康診断を受ける

健康診断を受けた場合は、会員ポータルサイトにログインして書類をアップロードすることでポイントを申請します。詳しくは画像引用元のページをご覧ください。

今の生活でポイントが貯められそうだと考えるなら、Vitalityの加入を検討してみるのも良いでしょう。

まとめ

Vitalityに似たようなサービスは他社にもありますが、ここまで本格的な仕組みが構築されているものはありません。もともと住友生命が医療保険を売るために開発したプログラムではなく世界17カ国で展開されているものなので、仕組みとしてはしっかりしています。

ステータスが上がって保険料が安くなったからといっても、必ずしも同種の保障が得られる他社商品より安いとは限りません

しかし強制力がないと健康維持ができないなら、健康増進目的も兼ねて加入を検討しても良いかもしれません。

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