医療保険

医療保険の保険料、平均はどのくらい? みんなはいくら払っているか

医療保険に入っているけれど、果たして自分の払っている保険料が適切な金額なのかどうか気になりますよね。もちろんどのような保障をつけているかによって保険料は変わりますが、他の人がどうなのか気になるというのはごく普通の心理です。

そこで、この記事では医療保険の保険料の平均値を、データをもとにして世代別にまとめてみました。

医療保険の平均値に関する公的データは存在しない

生命保険文化センターでは、定期的に個人の保険加入傾向についての調査を行って、そのデータを公開しています。ただ医療保険に関するデータは限定的で、どの世代の人がいくらの保険料を払っているという詳細なデータはありません。

そのためできるだけ信頼できるデータをもとにして、おおよそどのくらいの保険料が平均なのかということを推測してみます。

生命保険の年間払込保険料(世帯ごと)

生命保険文化センターは、死亡保険や個人年金保険などの貯蓄型保険も含めた生命保険のデータを公開しています。

このデータ(平成30年)によると、以下のようになっています。

  • 民間保険会社の保険に加入している人は年間36.2万円
  • かんぽ生命の契約者は29.1万円
  • JA(共済)は25.2万円
  • 県民共済・生協等は7.7万円

引用元:平成30年 生命保険に関する全国実態調査|生命保険文化センター

県民共済・生協等が極端に低いですが、これらは貯蓄型保険を扱っていないことが原因と考えられます。保障内容が同じであっても、掛け捨ての保険と貯蓄型の保険では保険料がまったく違うのでこのような結果になるというわけです。

しかし、このデータからは医療保険の保険料はまったくわかりません。そこで、他のデータから保険料を推測します。

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疾病入院給付金のデータ

同調査によると、医療保険の入院給付金(1日あたり)の平均値は以下のようになっています。

  • 民間保険会社に加入している人が9.9千円
  • かんぽ生命が6.1千円
  • JAが7.6千円
  • 県民共済・生協等で6.2千円

これをみると一般の保険会社に加入する人より共済に加入する人のほうが、入院給付金も少なめに設定する傾向があることがうかがえます。生命保険文化センターのデータからわかるのはここまでです。

後述しますが、入院給付金日額は保険料に大きな影響を与えます。そのため、入院給付金日額の傾向がわかれば保険料の平均値もある程度、見えてきます。

メディケア生命が公開しているデータを活用

メディケア生命は、ホームページで自社の加入者のデータを公開しています。おそらく、このデータが他の人の加入傾向をみるうえで一番参考になると思われるので、このデータをもとに分析します。

引用元:医療保険(メディフィットA)の加入傾向を学ぶ|メディケア生命

年代別の医療保険の保険料平均

メディケア生命のデータによると、年代別の医療保険の保険料は以下のとおりです。

男性 女性
20代 3,110円 2,743円
30代 3,702円 3,643円
40代 5,170円 4,836円
50代 5,599円 4,909円
60代 6,014円 5,371円
70代 6,639円 6,453円
80代 7,940円 9,315円

男女別・入院給付金日額の加入傾向

また、保険料を大きく左右する入院給付金日額のデータは以下のとおりです。5000円にしている人が圧倒的に多いですね。

男性 女性
5,000円 74.2% 83.8%
10,000円 10.4% 7.5%
3,000円 7.4% 4.7%
6,000円 2.7% 1.8%
7,000円 2.5%
8,000円 1.1%
その他 2.7% 1.1%

特約・特則の付加率

特約や特則をたくさんつければその分、保険料は上がります。そこで、各特約・特則の付加率を列挙しておきます。

  • 3大疾病入院無制限給付特則 37.1%
  • 7大生活習慣病入院無制限給付特則 17.3%
  • 入院一時金特約 18.7%
  • 女性疾病入院特約 38.5%
  • 通院治療特約 35.6%
  • 抗がん剤(腫瘍用薬)治療特約 24.9%
  • がん診断特約 20.0%
  • 3大疾病保障特約 12.1%

保険料を試算

メディケア生命はホームページで保険料を試算できるので、各特約を付加すると保険料がどのくらい変わるのかを見ていきましょう。

公式サイト:メディフィットA|メディケア生命

特約保険料を試算

30歳の女性が手術Ⅰ型、すべての入院有限タイプ(60日型と思われます)を選択した場合の保険料は月額1330円(保険料は終身払)です。これをもとに、以下の特約を付加した場合の保険料を試算しました。

  • 入院給付金を5000円から1万円に変更 +1330円
  • 3大疾病の入院を無制限に保障 +130円
  • 7大疾病の入院を無制限に保障 +220円
  • 入院一時金特約を付加 +565円
  • 女性疾病入院特約を付加 +420円
  • 女性医療特約を付加 +745円
  • 通院治療特約を付加 +300円
  • 抗がん剤治療特約を付加(月5万円) +370円
  • がん診断特約を付加(50万円) +655円
  • 3大疾病保障特約を付加(50万円) +600円

これをみると、女性向けの特約やがん対策の保障を付加すると保険料が大きく上がる傾向があることがわかります。

がんの備えは医療保険に特約として付加する場合とがん保険に加入する場合があるため、医療保険の保険料だけを単純にみて比較しても、あまり意味がないと言えます。

30歳女性のおおよその加入傾向

先述のデータから20代女性の保険料の平均が2743円、30代女性が3643円なので、30歳は間をとって3000円くらいとしましょう。

たとえば以下のように加入するとおおよそ平均値となり、どのような加入の仕方をしているのかが見えてきます。

(例1)

  • 基本保険料(1330円)
  • 3大疾病入院無制限給付特則(130円)
  • 女性疾病入院特約(420円)
  • 通院治療特約(300円)
  • 抗がん剤治療特約(370円)
  • がん診断特約(655円)
  • 合計 3205円

(例2)

  • 基本保険料(1330円)
  • 入院給付金日額を5000円から1万円に増額(1330円)
  • 3大疾病入院無制限給付特則(130円)
  • 女性疾病入院特約(420円)
  • 合計 3210円

平均値にまどわされてはいけない

他の人が医療保険にどのくらいのお金をかけているのか、保険料の平均値がどのくらいなのかということが気になるのは理解できます。しかし本来、医療保険の必要性は人によって違うはずです。

貯蓄が十分にあれば医療保険そのものが不要になりますし、他の人の多くが付加している特約の中にも必要性が薄いものもあります。そのため、他人の動向にまどわされず、1つ1つの特約について必要かどうかを考えてみましょう。

そこで特約の必要性を判断するため、それぞれについて簡単に説明します。なお説明はメディケア生命の商品についてではなく、一般的な説明としています。

医療保険のおすすめは下記ページで解説しています。

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入院給付金日額

入院給付金日額は治療費のみをまかなうなら5000円程度、差額ベッド代や収入減少を補うことも考慮するなら1万円程度というのが1つの目安です。入院期間が長引いたときのことを想定するなら高めに設定するのが良いでしょう。

3大疾病入院無制限給付特約

悪性新生物、急性心筋梗塞、脳卒中のときに入院日数を無制限で保障してくれる特則です。

1入院あたりの支払限度日数が120日であればこの特則を付加する必要性は薄いかもしれませんが、急性白血病などごく一部のがんや脳卒中のときは役立つ可能性があります。

保険料が安いので、気になるなら付加しておけば良いでしょう。

7大生活習慣病入院無制限給付特約

3大疾病入院無制限給付特則と同様に、1入院あたりの支払限度日数が120日であればこの特則を付加する必要性は薄いかもしれません。

ただ、3大疾病以外の病気で120日を超えるような長期入院は想定しづらいです。

入院一時金特約

日帰り入院やごく数日の入院の場合、治療費を給付金だけでまかなえないことがあります。

こうした場合を想定し、受け取れる給付金を調整するための給付金です。せっかく医療保険に入っているのに入院費用が保険で全額をまかなえないのが嫌なら、付加しておくと良いでしょう。

保険料が高いのでよく考えてください。

女性疾病入院特約

女性特有の病気や女性がかかる確率の高い病気のときに、入院給付金を上乗せする特約です。女性特有の病気だからといって治療費が余計にかかるわけではないので本来は不要ですが、出産のときだけ付加しておくという使い方もあります。

通院治療特約

退院した後の通院のみが対象となる特約です。

がんを除けば通院が長引く病気は少なく、治療費も高額にならないので不要な特約と言って良いでしょう。

抗がん剤(腫瘍用薬)治療特約

がんの治療は手術、薬物療法(抗がん剤を含む)、放射線治療の3つが基本です。

実際にかからないとどの治療法を使うかはっきりしないので、治療の種類によって給付金の金額が変わるものより一時金で受け取るものがおすすめです。

がん診断特約

がんと診断確定されると一時金を受け取れる特約です。

抗がん剤治療特約のように、治療を終えてから受け取るタイプの給付金よりも、一時金として治療前にまとまったお金を受け取れるこうした特約のほうが使い勝手が良いです。

3大疾病保障特約

悪性新生物のほか、急性心筋梗塞や脳卒中で所定の条件を満たすと一時金が受け取れる特約です。

急性心筋梗塞や脳卒中は急性期の治療が終わるとリハビリをしますが、長引くおそれがあるので備えをしておくことは必要です。なお、給付金支払の条件をよく確認してください。

まとめ

自分の支払っている保険料が他の人と比べて高すぎるとしたら、不安になるのも無理はありません。

しかし、平均値というのはあくまでおおまかな傾向にすぎません。そのため、まずは自身にとって本当に必要なものは何かということをよく考えましょう。

それで保険料が高すぎるなら、プロに相談して削れる保障はないかどうか考えたり、他社商品と比較したりして保険料をおさえることを考えてください。

あくまでデータは一般的な傾向にすぎません。自分の考えをしっかりもって、データに流されないようにしましょう。

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