がん保険

10年前の保険はココに注意!がん保険の見直しする際のポイント

三大死因の1つ、「がん」。

近年は、早期発見なら治る病気としての認識が広がっています。しかし治療費の負担が大きくなる可能性もある病気。

「せめて経済的負担でも軽減したい」

という方にはがん保険を単独で加入することをオススメします。

そして今回は、「このがん保険を見直す際のポイント」を解説していきますね。

現状に合ったがん保険とは?

見直しをする前に現在、販売されている人気のがん保険の保障内容をみてみましょう。

がんに対する治療法や現状に合った保険とはどのような保障内容になっているのでしょうか?人気商品のがん保険を紹介しながら、その保障内容を確認していきたいと思います。

保険料の一例は40歳男性が加入した場合のものです。

チューリッヒ生命の終身がん保険

<チューリッヒ生命の終身がん保険の保障内容>

保険料一例:月々3,401円(がん総合保障プラン)

<主契約:放射線治療給付金、抗がん剤・ホルモン剤治療給付金>
→1ヵ月につき20万円で回数無制限

<がん診断給付金>
→50万円(2年毎・回数無制限)

<特約:がん通院給付金>
→日額5,000円(入院前60日以内と退院後365日以内の通院)

<悪性新生物保険料払込免除>
→がんと診断されたら保険料免除

<先進医療特約>
→通算2000万円技術料と同額+一括で15万円

主契約は放射線治療給付金

少し前までは放射線治療や抗がん剤は特約でつけるものでしたが、この保険は通院治療が増えている現状を踏まえ主契約になっています。

またホルモン剤治療は対象外になることが多かったのですが、ホルモン剤治療も主契約で対象となっています。

しかも月に20万円を限度として、回数無制限で支給してくれます。

<主契約>

  • 放射線治療
  • 抗がん剤
  • ホルモン剤治療

次に特約で通院給付金を付けることができます。万一主契約の対象治療をしなかった場合に備えて、所定の通院をすれば日額タイプで支給されます。

またがん診断給付金は初回にがんと診断されたら一括で受け取ることができ、2年経過後もがんの治療を目的として入院していれば支給されます。

保険料免除特約もつけることができるので、万一がんになった場合は保険料負担をなくすことができます。

AIG富士生命のがんベストゴールドα(終身)

<AIG富士生命のがんベストゴールドαの保障内容>

保険料一例:月々4,442円(下記特約含む)

<主契約:悪性新生物診断給付金>
→がんと診断されたら、2回目以降は入院か通院で、何度でも(2年に1度)

<特約:悪性新生物初回診断一時金>
→さらに診断給付金を上乗せ(初回のみ)

<上皮内新生物診断給付金>
→上皮内新生物と診断されたら2年に1度(何度でも)
※その他、がん先進医療給付金や悪性新生物無事故給付金など

主契約はがん診断給付金

AIG富士生命のがんベストゴールドは改定されてますが、診断給付金を主契約とするがん保険として人気があります。

入院日数が短くなり、通院治療が増えているがん治療において診断された時点で給付される診断給付金(一時金)が非常に重要なポイントとなってきます。

診断給付金は自由に使えるので、臨機応変に対応できるのが特徴です。

SBI損保のがん保険

<SBI損保のがん保険の保障内容>

保険料凡例:月々1,600円(がん診断保険金あり)

<自由診療>
→先進医療だけでなく自由診療まで保障

<実額保障>
→「入院や治療に応じて〇万円」ではなく、実際に掛かった治療費に合わせた保険金となります。

<一時金(診断給付金)の有無>
→一時金(100万円)の有無の選択が可能。有の方が保険料が高い。

実際に掛かった治療費分の保障

損保系のがん保険は入院日数や通院日数で給付金が支払われるのではなく、実際にかかった費用を実額保障してくれるがん保険です。

医療費分のみの保障しかないので比較的安い保険料を実現しています。

ただし保険料は5年毎の更新タイプですので、年齢を重ねるごとに保険料が上がります。

それでも50歳男性で月々3,330円(一時金100万円あり)、60歳で7,200円(一時金100万円あり)なので比較的割安であると言えるでしょう。

現状に合わせてがん保険を見直さなければならないことを踏まえ、長期間加入しないと考えれば(将来は治る病気として考えれば)、選択肢に入ってきます。

また治療費を直接病院に支払ってもらうこともできるので、一時的な自己負担もありません。

3つのがん保険から見直すポイントを考える

特徴のある3つの商品を紹介しました。これらは最近販売された商品で、現状の医療状況にあっていると思われます。

ではどのようながん保険が今の医療環境にあっているのか?

最大のポイントは医療の発達により入院が減少し、通院による治療が上昇していることです。

そのため以下のポイントが重要になってきます。

診断給付金(一時金)は必須

お伝えした通り、がんの治療技術は年々向上しているため、入院日数が減少し通院による治療が増加しています。

下のグラフは平成11年~平成20年までのがん治療者の推移です。

 

参照元:がん治療のための入院日数は短期化している|楽天 保険の比較

そのため入院費用や医療費そのものの保障よりも診断された時点で給付される診断給付金(一時金)が手厚い保険に加入することをおすすめします。

最近のがん保険にはだいたい付随されていますが、古いタイプの保険に加入し続けている人は診断給付金があるかどうか確認しましょう。

通院時にかかる費用を保障している

入院日数が減り通院が増えているので入院保障が手厚いものより通院保障の手厚いものを選びましょう。

直接通院給付金という名称でなくても、通院時にかかる費用を保障してあればOKです。

診断給付金は通院時に使用できますし、放射線治療給付金や抗がん剤治療給付金も通院治療が多いでしょう。

入院日額ではなく通院時に使用できる保障が充実しているかがポイントとなります。

保険料負担が気にならなければ損保系のがん保険が理想的

契約期間に定めのある定期保険を検討する際は必ず70歳、80歳時点での保険料を調べるようにしましょう。

長期的に加入するとお考えの場合、その保険料で大丈夫か確認する必要があります。

保険料さえ問題なければ、かかった分だけ保障してもらえる保険は優秀だと思います。ただ保険料に負担を感じた場合は次のポイントを見てください。

定期的な見直しが必要な理由

早期発見の場合、治る病気として考えられているがんですが、これは医療技術の進歩によります。この進歩に合わせてがん保険も進化しています。

以前はがんになると長期入院を余儀なくされ、そのためがん保険は入院日数無制限の日額タイプが主流でした。

近年、がんの入院日数は20日前後と短くなり、それに合わせて入院日数無制限の日額タイプから診断給付金を重視したタイプ、通院を重視したタイプが増えています

つまり昔のがん保険が今の医療技術や現状に合わなくなるため、がん保険の見直しが必要となります。

半年もすれば新しい商品が販売される?

保険会社は常に各商品のスキをぬって、売れる商品を開発しています。がん保険に限らず、様々な商品が市場に投下されるため、半年もすれば商品の優位性がガラリと変わることがあります。

また価格競争力をつけるために保障内容の割りに保険料の安い商品が売れすぎると、販売停止や商品の見直しになることもあります。

もし加入してから10年以上経っている方は、見直すいい機会かもしれません。

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